2020年にNetflixで配信された全7話のドラマ。
1950年代まだまだ男性優位な社会のなか、孤児の少女であるベスがチェスでぐいぐい勝ち昇っていくという、まるでバトル漫画のような爽快さがたまらなく面白かった！
途中道を外しそうになりながらも、最後はチェスの王様を倒す！ってもはやなろうやん？
主人公であるベスが、幼少期も大人になったときもとにかく魅力的すぎる。
この周囲を魅了する目力は、アニャ・テイラー＝ジョイにしか出せない。うちゅくしい･･･！
孤児になったベスが孤独をいかに克服していくかというのもテーマのひとつなんだろうけど、
強者の孤独に打ちのめされ、ときには酒や薬に溺れながらも、一つ一つベスなりの答えを見つけながら成長していくストーリーがとにかく良すぎた。
6話、7話あたりは嗚咽するほど泣きながら観ていた。
見渡せば優しい人たちに囲まれていて、人間関係の描き方もすごくよかった。
アルマもジョリーンもベニーもシャイベルさんもハリーも、ベスをちゃんと導いてくれてたんだなと思うと涙腺がしんだ。
ハリー役の人どっかでみたなと思ったらハリーポッターのダドリーだった。
ファッションやインテリアとかも1950～1980年代特有のおしゃれさで、みていて楽しいし、ワンピースを着こなすアニャ・テイラー＝ジョイがとにかく美しい！
全7話でだれることなく後味良く終わるので、めちゃくちゃおすすめのドラマ。
