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ジェーン・ドウの解剖|美しい死体が検視官親子に仇なす良作ホラー

一家惨殺事件のあった家の地下から、身元不明の女性の変死体が発見された。検視官一族のトミーと息子オースティンは解剖をすすめていくが、欠損した舌、焼け焦げた肺など恐ろしい事実が明らかになっていくとともに、不可思議な現象が彼らに襲い掛かり・・・というストーリー。

検視官親子ということもあってか、不可思議なことがあってもわりと淡々と解明しようとしているからか怖さがじわじわと増していくかんじ。

身元不明の変死体(ジェーン・ドウ)の解剖シーンは、その体の異常なほどの美しさもあり、血が流れるシーンはエロティックでさえあったけど。序盤のちらっとだけ現れた保管されている死体の説明とか、足につけられた鈴とか、そういったものが後半にかけてのホラー要素でめちゃくちゃ活きてきて怖かった。

解剖がすすむにつれ、じょじょにジェーン・ドウが魔女だったと明かされていくけど、拷問(セイラムの魔女裁判)されるまではもちろん普通の人間だっただろうから、拷問の途中で悪魔と契約して魔女になったのかな?

そうなってくると、壮絶すぎる死を迎えてしまったジェーン・ドウがかわいそうすぎるので、そりゃ恨みは人間に向くよねぇ。続編があるかはわからないけど、ラストの台詞と鈴の音からしてこれからめちゃくちゃ復讐に走ってほしいね!(美女によわい)

怖くて好きな作品だった。