
超個性派人間として精力的に活動された岡本太郎先生が、常識人間を捨ていつも興奮と喜びに満ちたじぶんでいるための生き方を説いた一冊。
どちらかというと、ぬるま湯でぬくぬくと生きていきたいわたしの頭はガツンとやられてしまった。爆発だ!というほどではないけど、常識人間の考えがじわじわとまさに毒のように侵食されていく。
人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。いのちを賭けて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。
これはね、ぬるま湯人間には刺さるって。
生きること、感情とは、芸術とは、表現とは!ということが、岡本太郎の質量をもって語られているけど、わたしは受け入れることは難しい人間かもしれない。じぶんがどれだけ平凡な人間なのかもわからせられた。ここまでの熱量で生きることは難しいかもしれない。
無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ。全存在で爆発するというのは、いまのわたしに出来るのか?と、あほなりに真剣に考えてみたりもした。
どうしようもなくネガティブなときに読めば、こころの栄養剤になりえるものだと思った。